龍照寺



兎毛通(唐破風懸魚)もかっこいい。
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本堂の扁額
「龍昭寺」という文字は天保銭を
並べて書かれたモノでした。
右上には大漁祈願の文字が書かれてます。
 なじらメモ 

海上山 大慈悲院 竜照寺という名のお寺、
本堂入口に掲げられた「
大漁祈願」の扁額が面白いっす。

その昔、本堂は
栄螺堂と呼ばれる三階建ての建物で
市内の名所でもあったそうだ。

本堂左下から入る
胎内めぐり(地獄極楽めぐり)は
黄泉の国を体験できる物だったそうで
暗がりの中、
美人の女性の絵骸骨の絵に変わってしまう仕掛けや、
賽の河原の様子を再現したジオラマ、
三途の川の婆閻魔大王の像等があったそうです。

現在龍昭寺は
一階建ての本堂に改修されてしまい、
堂内の地
獄極楽巡り新潟地震痛んでしまったそうで、
現在はそれらを見ることは出来ません。う〜む残念ですねぇ。
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所在地 新潟市横七番町通一丁目
Mapion(地図)→

龍照寺

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なじらねっと

参考資料 「新潟県寺院名鑑(新潟県仏教会)」より
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名 称
海上山 大悲院 龍照寺
宗派 開祖
浄土宗 然誉 正保元年(1644)
御本尊 寺宝
阿弥陀如来 魚藍観世音菩薩
由緒沿革
 京都百万遍知恩院の末寺とされているが、開山後度々の火災で古記録は焼失して、
詳細なことはわからない。
 明治八年(1975)お堂を
蠑螺堂に改築したが二度焼失し、大正四年(1915)の本堂が再建された。
蠑螺堂は三層であったが、昭和五年二層に改修され、
一層に三尊阿弥陀如来、三途の川、賽の河原、閻魔王、
二層に魚藍観音、釈迦牟尼仏、三十三番観世音、軒下には胎内潜りがある。
海上航海者は皆本寺におまいりして無事安穏を祈った。
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