去りゆく物、残された者4
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本町十四番町 遊廓跡
水田楼 解体
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しもまち、
本町十四番町と聞いても、30代の私としては

いまいちピンと来ないのですけれど、

以前は
全国で五本の指に入るほど有名だった

新潟遊廓」があった場所なんだそうです。






ってな感じで「
新潟下町案内板」にて

紹介していた
本町通り十四番町遊廓跡

旧水田楼
の建物なんですけれど

平成12年12月、解体されてしまいました。

個人の持ち物ですし、事情あっての解体なんでしょうけれど、

これでまた一つ「
下町の歴史的建造物」が 消える事に、、

さみしいっすね。
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入船地蔵尊の手前、当時を偲ばせる
建物「水田楼」

朱色の格子が残っているのだ。
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解体当日撮影
水田楼の朱色の階段と→


手すりの飾り


2000年、平成12年18日
21世紀目前にして消滅 合掌



こちらでも紹介してますんで
興味のある方はどうぞ


本町通十四番町
旧新潟遊廓
「十四番町に遊廓が出来るまで」


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復活?水戸教公園 舟見櫓
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平成12年12月舟見櫓が出来ました

かっこいいぞ!

上にあがれば→

あなたも伊藤仁太郎!

新潟島の最北端!でおなじみ?の
水戸教公園(詳しくは新潟市下町案内板参照)に
舟見櫓?が出来ました。

水戸教とは水先案内海難救助をする事業なんだそうで、
江戸時代、
伊藤仁太朗という方がこの仕事を一任されてからは世襲となり
代々続けられていたのだそうです。

もともと
発祥の地日和山で山頂に建てられた櫓の上から
舟の行き来を監視していたそうなんですが、
河口の移動と共にこの地に移って来たのだそうです。

 さてさて
平成12年12月、以前から整備されていたこの公園に
櫓型の木造展望台が登場しました。

普通の展望台じゃなくて
木造、櫓型ってのがイイ ですなぁ〜

「本物」が残っていないもんですから、当時のまま復元とは
いかないのでしょうけれど(資料が無かったのかしら?)

この場所にこういうモノを、こういう形で設置したという事の
歴史的な意味」は評価したいですねぇ。

それだけに「
本物」も大事にしたいもんですね。 :−)

情報 th@nks! まこさん
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水戸教公園については
こちらでも紹介してますんで、どうぞ。


水戸教公園

舟見櫓からの360度の眺めは

で、ご覧になれます。


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