大円寺公園(報時塔跡)


現在の大円寺公園

何だか懐かしげですね、、、

報時塔
 なじらメモ 

礎公園
から徒歩で約5分の所にある小さな公園なのですが、
明治時代に時を告げていた
午砲(ドン山参照)に代って造られた
報時塔があった場所なんだそうです。
現在は、砂場と何となく懐かしい子供の遊技施設が残っているのでした。
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なじらねっと
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報時塔礎公園と同じく大正13年(1924)1月26日、
皇太子(昭和天皇)の結婚記念としてに造られたもので、

望楼としての
警火報時を目的とされ、鉄筋コンクリート造り
直径2.9メートル高さは39.3メートルもあったのだそうです、

1日2回、正午と午後8時(後に午前6時も加わり3回)
空気圧縮による汽笛で「
ボーッ」と鳴らし、時を知らせていたそうで、
その音は今の
豊栄市周辺に迄届いていたそうです。

その後、戦時中には空襲警報としても使用されていましたが
昭和18年には正午を告げていた報時は廃止され
残った塔は
昭和36年老朽化により取り壊さたそうですが、何となく残念ですね〜。

見てみたかったし、その音も聴いてみたかったものですね。
現在の佐渡汽船の汽笛の様な音だったのかなぁ〜?
私、復活を希望します!


今現在あったらこんな感じ、、、
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所在地 新潟市礎町
Mapion(地図)
大円寺公園
アクセス JR新潟駅から
古町方面行きバス「礎町」
下車、徒歩5分
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大円寺公園
関 連 リ ン ク
ドン山
 時の鐘にかわり、明治六年(1873)大砲により正午を知らせる事となり、つくられた午砲所。大正十三年(1924)に午砲が廃止されるまで、午砲所のある砂山は「ドン山」と呼ばれ、長年新潟の名所の一つとされ、親しまれたとの事です。
礎公園 明治11年(1878)年の明治天皇北陸巡幸時の
行幸所、白勢別邸の跡地に造られた、新潟市
で二番目に出来た公園です。



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