大円寺 |
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仏師、高橋三廣さんの作品もある |
観海上人様がお入りになられていた処 |
なじらメモ | |
びっくり!下町にも即身仏(ミイラと言ってはダメョ)様が、いらっしゃったのね! 大円寺は 明治11年8月24日、自ら即身仏と成るため、生きながら 土中に入られた観海上人さまが、いらっしゃったお寺です。 観海上人さんは出羽三山、湯殿山大日坊の末寺本覚院の 住職を務めた後、明治2年に大円寺の住職となられた方。 明治11年8月24日、即身仏となるため 7年後に発掘するようにとの遺言を残し ゴマと鐘を持って土中に入られたそうですが、 当時の法律ではこの様な自殺行為と墓を暴くという 行為自体も許されなかったという背景から 現代まで発掘されずにいたそうです。 しかし、昭和51年11月2日についに発掘される事になり、 テレビ(日本テレビ系列水曜スペシャル)でその模様が放送される中、 地上に出られた観海上人のお姿は、残念ながら即身仏ではなくて、 お骨のお姿だったそうです。ひえっ〜。 即身仏とならなかった理由として 現在、境内の欅の大木の近くにお墓が建っていますが、 この地は信濃川に近く、湿気や土質の関係から 腐食してしまい即身仏にならずお骨となってしまった のだと推測されているそうですが、何だか凄いですね〜。 現在、寺には復元された上人様の胸像とお骨が安置され 毎年八月二十四日に行われている法要では上人様のお姿が拝めるらしいです。 その他、境内には 仏師、高橋三廣さんの作品 「礎厄除不動尊」「地蔵尊」「馬頭観音」等のお姿も拝見出来るのでした。 西堀の不動院さん、蒲原浄光寺さんにある高橋三廣さんの力作共々要チエック! th@nks! 郁丸さん . <資料参照> 郷土新潟18号 大円寺の即身仏 「新潟県寺院名鑑(新潟県仏教会)」 |
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なじらねっと . |
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所在地 | 新潟市新島通三 |
Mapion(地図)→ | 大円寺 . |
アクセス | JR新潟駅から 古町方面行きバス「礎町」 下車、徒歩5分 |
なじらねっと 参考資料 「新潟県寺院名鑑(新潟県仏教会)」より . |
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名 称 | |
鏡智山 東光院 大円寺 | |
宗派 | 開基 |
真言宗豊山派 | 弘海 |
御本尊 | 寺宝 |
薬師如来 | - |
由緒沿革 | |
当寺は寛文三年(1663)修験者湯殿山大日坊弟子弘海が 古町二の町(現古町五番町東側)において開基。 その後、明治元年(1868)戊辰の役で兵火を被り堂宇全焼したので、 現在地に移転、再建立し今日に至っている。御本尊に薬師如来を安置し、 真言宗豊山派に属している。(新潟市史下巻より引用。) との事です。 |
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