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はみ出し めでたい展
<まゆ玉>
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「絵屋便1月号・めでたい展(予定)より」


大黒様にエビス様、小判にタイに宝船。

今では西蒲原郡月潟村の一社のみで作られている縁起物、
まゆ玉」飾りを上(かみ)の本町市場で見掛けた。

月潟村では舞玉とも呼ばれ、ちょっと前迄は
どの家庭でも小正月に飾る一般的な風物だったとの事である。

そう言えば昔わが家でも飾っていたなぁと思い出し、
懐かしさに駆られ買ってみた。

水木(みずき)の枝から下げられたタイや小判の
優しい色を眺めていると「めでたい小宇宙」を
覗いている様で、何とも幸せな気分に
ひたれるのは何故なんだろう。

鉛色の空が続くこの季節、
部屋の中が優しくなった一時でした。
さて12月に引き続き「おめでたい」もの達が
集まった新年絵屋の小宇宙。
グフフ、皆さん、来てくんなせて〜
(野内隆裕)



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なぁ〜んて訳で、子供の頃見た

まゆ玉の事を書くにあたり、やはり実際に製造している所を

見てみたくなって
月潟村へ足を運んでみました。
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月潟村では(舞玉)と言うのだそうです
今ではここ一件だとか、、、

明治16年より
まゆ玉を作っている会社
多屋さん社長 堀さん

早速工場内へ
う〜っ!いい匂いがしますね〜

これが「新潟のまゆ玉!」
優しい色使いですね

色つけ作業中の
おばちゃん達

ウケケと照れながらも
筆は進むおばちゃん

月潟村で舞玉と呼ばれるのは
角兵衛獅子にちなんでいるのでは?
との事でした。

多屋さんでは
まゆ玉だけでは無く
最中等の皮も作っています

餅米から最中の皮が出来るまで
型に切ったお餅を入れ

焼き器の中を回って
出来上がり〜

月潟村でご対面!
新潟の下町に本店がある里仙さんの
最中の皮!

うひゃ〜
色んな型があるね〜
楽しそうっすね

いやはや、そんなこんなで工場見学まで
させていただきました。
月潟村 多屋 社長 堀さん
どうもありがとうございました。

早速ゆうパックで送ってもらう事になりました。

2001年12月22日から新潟市並木町で開催予定の

新潟絵屋「
めでたい展」で飾り付ける予定ですので

実物を見てみたいという方は

期間中、足をお運びください。
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